こんにちは！アラカンタロウです。
またFRBが利上げ0.75％・・・円安進行で輸入品がまた値上がりする（泣）
老後資産の形成に一番効果があるのは「節約」と信じて、私は節約のために自炊して、お弁当も前の晩のご飯の半分をもっていっています。下着からスーツまですべてユニクロやGUです。
節約で浮かしたお金は100％手元に残るのです。給料や株の配当・利息には税金がかかり20％以上取られるので、節約が一番効率的です。
それなのに米国の利上げにより円安が進行して、輸入にかかわるもの（肉・肥料・野菜・ガス・ガソリン・電気・被服）結局全部が値上がりしています。
為替・通貨インデックスでは、先進国で日本円が一番安くなっていて、日銀が利上げしないとどうしようもないようです。しかし日銀は「賃金が効果的に上がるようになるまでは利上げしない」と言ってます。
主要通貨インデックス
通貨インデックスは、通貨価値の変化を測定するために作られています。そしてそれは、最も流動性の高い通貨マーケットの為替レートを追跡することによって計られます。米ドルインデックスは、最も有名で一般に取引されている通貨インデックスです。米ドルの世界的な価値の指標として広く認識されています。
しかし日銀は、どこを基準に円安ならば輸出が好調になり、景気が上がり、賃金が上がると思っているのでしょうか？大企業で働いている人と親方日の丸の公務員だけです！
日本の大半70％の労働者は中小企業で働いているのですから、輸出はあまり関係ないです。それに大半の大企業は、国内の中小企業の値上げ要請は受けてくれないのですから、賃金も上がりようないですよね。
また給料は見た目は変わらないのですが、よく考えると物価上昇により実質賃金は下がっているのです。「それなのに私の大好きな肉もお酒も値上がりして！」その上、日本政府は社会保険料（健康保険費や年金掛け金）を上げようとしています。
急激な円安を止めようと、日銀が介入して円を買っても日本側だけで行っても焼け石に水です。
日本には1兆2900億ドルの外貨準備は余裕があるように見えますが、1日当たりの平均取引額が3700億ドルある日本の外為市場にとっては無意味です。
それにG7では政府は為替操作はしないと約束しているのです。
日銀が金利を上げないのは、政府に代わって”Gray Rhino”「灰色のサイ」を監視しているとしか考えられません。少し前までは2％の物価上昇が目的だったのに、結局は何かと理由をつけて利上げしないのです。
灰色のサイ（Gray Rhino）とは、マーケットにおいて高い確率で大きな問題を引き起こすと考えられるにも関わらず、軽視されてしまいがちな材料を指します。草原に生息するサイは体が大きくて反応も遅く、普段はおとなしいのですが、一旦暴走し始めると誰も手を付けられなくなり、爆発的な破壊力を持つことから、比喩として用いられています。たとえば、不良債権や少子高齢化などは、直近ではそれほど問題視されていなくても、いずれ拡大して表面化すれば株価暴落を引き起こしかねない潜在的リスクです。2013年のダボス会議（世界経済フォーラム）で米国の政策アナリストのミシェル・ウッカー氏が提起し、注目されるようになりました。
（SMBCの用語集より引用）
「灰色のサイ」とは、地方の財政赤字も含めて1200兆円を超える日本の公的機関の財政赤字は、金利が上昇すると国債発行ができなくなり「デフォルト（債務不履行）」を起こす可能性が以前から指摘されていることです。
バブル崩壊の時も同じで、いつまでも不動産バブルを放っておいて、最高値まで上がった後で総量規制なんかしたので崩壊してしまいました。同じですよね、やっていること。個人の感想ですが・・・
話が脱線してきたのですが、どうにかして円安を止めないと私たちの生活が益々厳しくなります。
岡三証券のYoutubeを見ていたら、パウエルさんの発言について解説していました。ナビゲーターの話では、後0.25％の値上げで止まるだろうとの事でした。
やはり今でも「円」は安全資産であり、一時的に円売りが加速しているが、米国経済が悪化（アップル以外のGAFAMも景気が悪くなっている）しているので来年は反対に利下げされるかも知れない。
そうなればまた「円」に資金を逃がしてくるので円高にふれる。と言っていました。みんな言うことがバラバラだからわかりませんが・・・
早く日本経済が立ち直り、景気が良くなって、財政赤字も改善される日本になってほしいです。一番はお給料が上がってほしい、私の年齢では絶望的ですが・・・
節約生活あるのみでしょうか？「物価下がってぇ～お願い！」切実な祈りです。
「お腹いっぱい肉が食いた～い、思いっきり酒がのみた～い」
