こんにちは!アラカンタロウです。
今日、会社に人材マッチング会社から電話がありました。
内容は「○○会社と言う人材と企業を結ぶマッチングサービス会社の○○というものですが、御社は人の募集はしていませんか?」との事でした。
私が「当社では作業員を募集しているのですが良い人はいますか?」と尋ねたところ、「わが社は御社とご同業の△△社へも人材をマッチングさせていただいておりますので、どのような内容のお仕事なのでしょうか?」と言われました。
そういえばこの前、△△社の取締役と話をしたとき、最低賃金より50円上げただけで人が集まったと言っていたなぁ~。
その前に、広告宣伝費と支払い条件を確認する必要があると思い尋ねると、「宣伝広告費はかかりませんが、作業単価と交通費の合計の30%をいただきます」との事でした。
「ウㇺ?ちょっと待てよ。」作業単価と交通費、もしかして日雇い?と尋ねると、日雇いです。日雇い=毎日人が変わる又は来たり来なかったり。何と!今時、日雇い労働者を企業にマッチングして紹介する会社があるとはビックリです。
私の日雇い紹介業のイメージは、子供の頃に見た映画でヤクザみたいな人が、トラックで浮浪者の方を何十人もかき集め作業現場に連れていくようなイメージでした。
それに今では西成辺りだけかと思いましたが、何でも商売になるのですね。私の会社では日雇いでは品質の維持ができないので、丁重にお断りしました。
それにしても、給料の30%の上前をはねて、雇用保険も何も掛けないなんて坊主丸儲けですね。そんな不安定な仕事に就く人がいるのですね。
ネットビジネス恐るべき!今は何でもネット求人で探せる時代なので、何も考えていない人や学生が応募するのでしょうか?
日雇いの仕事なんて、犯罪等で職に就けない理由のある人がやっているものだと思っているのは古い考えなのでしょうね。差別とかディスってる訳ではないのですが、あまりにも働く人の雇用条件が悪すぎます。
私の会社ではホワイト経営を目指しているので、周りの同業他社よりは雇用条件や給料が良いはずなのですが、それでも人が集まりません。有給消化などは法律で5日のところを私の会社は10日消化に変更しようとしています。その上、残業もしかりです。
その分、私たち管理部門が売上げ確保や利益確保で大変な目に合っていますが・・・
正規雇用より日雇いを選ぶなんて、日本はどうなっていくのでしょうか?