アラカンタロウの老後への道

アラカンの退職前になって老後破産・貧困老人から免れる方法を模索しながら試しているブログです。

会社を辞める人の理由

こんにちは!アラカンタロウです。

私どもの会社と仲の良い関東にある同業会社があるのですが、昨日、その会社の課長兼所長が退職の挨拶に来ました。

定年退職ではなく自己都合退職だとの事でした。若くして辞めるのではなく、50歳を越えてからの退職です。

理由を聞くと、社内での業務処理が煩雑過ぎて時間に追われるそうです。すべてにおいて稟議を書いて、伺いを立てないと事を進めない。その上、管理者がいないそうです。

私達の会社と同規模で、課長以上が4人だけ。後は専務と社長だそうです。

営業所等も8か所あり所長を兼務しあっているとか?

 

若い人を引き上げれば良いのでは?と話しましたが、最近の若い人は出世はしたくない、責任を負いたくないけど給料は上げて欲しいそうです。従って管理職にはなりたくないとの事でした。

 

そう言えば見積もりをお願いしてもかなりの時間がかかっていたので、以前に聞いた話では、見積り内容も全て稟議を通さないと出せないとの事でした。

 

中小企業が大企業のような事をしていたら、回らなくなりますし、中小企業の魅力でもあるフットワークの軽さも失われます。

 

しかしよくよく話を聞いていると、結局はある会社からのヘッドハンティングがあったとの事。その人の知り合いが会いに来て、金額面や雇用条件が良かった仕事があり、そこに移るとかでした。

 

まあ50歳過ぎて仕事を変わるのは好条件でもない限り、精神的・体力的にキツイかなと思います。40歳前半ならばまだ気力で乗り越えれそうですが・・・

 

リスキリングや転職して給料アップなどと言っていますが、若くして転職ならば可能でしょうけど、現実は甘くなくて、6割程度が転職で収入が下がっているようです。

 

まあ別の会社に移っても仕事のつながりを持ちたいとの事で、携帯番号を貰いました。さすがにやり手ですね。会社を変わる前から営業をかけてきました。