こんにちは!アラカンタロウです。
先日、意気揚々と「値上げのお願い」に行ってまいりました。
原材料も上がっている。人件費も上げたい。
日本全体がようやく“デフレ脳”から抜け出して、前を向き始めたこのタイミング。
これは通るだろう――そう思っていたのです。
ところが。
あっさり却下。
理由はシンプルでした。
「競合が値下げしてますから」
……え?
今、値下げ?
時代に逆行してません?
思わず心の中で叫びました。
「高市さんに言いつけてやるぞ」と。
もちろん本気で言うわけではありませんが、それくらい拍子抜けだったのです。
どうやら背景には、中国の景気減速があるらしい。
中国政府が補助金を出し、安い製品を大量生産。
しかし国内では売れない。
だから日本へ輸出する。
いわば“デフレの輸出”。
それを日本の商社が輸入し、国内で安価に販売してマージンを取る。
ビジネスとしては合理的。
理屈もわかる。

しかし、我々は今、やっとデフレからインフレへと舵を切ったところではなかったか。
価格を上げ、利益を確保し、従業員の給与を上げ、未来に投資する。
その循環を作ろうとしている最中に、足元から冷水を浴びせられる。
中国はレアアースなどの資源では強気に出る。
しかし、自国のデフレは日本へ流し込む。
それを理解しながら、私たちはそれを受け入れている。
もちろん、安い商品は消費者にとって魅力です。
家計は助かる。
それは事実。
でも、ふと思うのです。
「安い日本」でいいのか?
「安い賃金」でいいのか?
かつて『Japan as Number One』と呼ばれた国が、
「JAPAN IN DECLINE」でいいのか?
私たちは衆院選で自民党を選んだ。
市場経済の原理を尊重しつつも、国益を守る政策を期待して。
アメリカのように関税で防御するのか。
別の戦略を取るのか。
いずれにせよ、日本が再び“安さ”だけを売りにする国に戻らないよう、舵取りをしてほしい。
そして私は、もう一度だけ言わせてほしい。
値上げ、飲んでください。
従業員の給料、上げたいんです。
これ、本音です。