こんにちは!アラカンタロウです。
円安が止まりませんね。
とうとうドル円は160円/ドルを超える水準となり、「いったいどこまで円安が進むのか?」という状況になってきました。
日銀も何十兆円規模とも言われる為替介入を実施していますが、一時的に円高へ振れても、しばらくすると元の水準へ戻ってしまいます。
来週の日銀会合では追加利上げが確実視されていますが、それでも政策金利は1%程度。
一方で欧州は2.5%前後、米国は3.5%以上で推移しており、さらに利上げの可能性も取り沙汰されています。
結局のところ、これだけ金利差がある以上、海外へ資金が流れる構図は変わりません。
「だったら日本も一気に利上げすればいいじゃないか」と思いますが、そう簡単な話でもありません。
急激な利上げを行えば企業活動や個人消費が冷え込み、せっかく定着し始めたインフレが失速する可能性もあります。
日銀としても難しい舵取りを迫られているのでしょう。
円安・インフレは私たちの生活を直撃する
ただ、政策論を語っていても私たちの生活は守れません。
現実として、円安が進めば輸入品の価格は上がります。
食品、ガソリン、電気代、日用品…。
気が付けば何もかも値上がりしています。
さらに増税や社会保険料の負担増も重なり、給料が上がっても手取りは増えないどころか減っているような感覚です。
このまま何も対策をしなければ、資産も生活水準も少しずつ削られていくことになります。
まさに死活問題です。
嘆くよりも資産防衛を考える
そこで重要なのが資産の分散です。
日本円だけを持つのではなく、
- 外国株へ投資する
- 日本株へ投資する
- 金(ゴールド)へ投資する
- 人口が増えている地域の不動産へ投資する
といった形で、複数の資産へ分散しておくことが大切だと思います。
もちろん生活防衛資金は必要です。
数年分の生活費を日本円で確保しておくことは重要でしょう。
しかし、それ以外の余剰資金まで全て預金に置いておくと、インフレによって実質的な価値は年々目減りしていきます。
今後の時代は、日本円だけで資産を守ることが難しくなっているのかもしれません。
デフレ時代の常識は通用しない
私自身は、たとえ将来的に円高が進み、1ドル80円のような時代が再び来たとしても、それほど悲観していません。
なぜなら、長期的に株式が年率7%程度で複利成長していけば、為替変動の影響をある程度吸収できると考えているからです。
また、円高局面では日本企業の競争力向上や国内資産への資金流入によって、日本株が評価される可能性もあります。
重要なのは短期的な値動きに一喜一憂することではなく、長期的な資産形成の仕組みを作ることです。
これまでの日本は、現金を持っているだけで価値が維持される「デフレの国」でした。
しかし、その時代は終わりつつあります。
これからはインフレと円安を前提に考えなければなりません。
いつまでもデフレ時代の感覚で現金を抱え込むのではなく、資産を働かせる発想が必要な時代になったのではないでしょうか。
円安を嘆くだけでは何も変わりません。
インフレと円安の世界を生き抜くために、自分なりの資産防衛策を考え、実行していくことがますます重要になってきたと感じています。