アラカンタロウの老後への道

アラカンの退職前になって老後破産・貧困老人から免れる方法を模索しながら試しているブログです。

円安と米国経済について、今後の投資

こんにちは!アラカンタロウです。

米国の雇用統計やCPIが予測を上回り、円安が進んで1ドル153円になりましたね!

PIVOTチャンネル(youtube)で円安の話をしていました。

 

根本的な円安を作ったのは、米国の経済政策と日銀の黒田総裁だそうです。

日銀はアベノミクスで0金利政策をとるために日本の国債を買い足していきました。

日銀のバランスシートは膨れ上がり、長期国債550兆円の5.3倍まで買い足しました。

 

ネットより

 

日銀の資金循環統計によると、2023年3月末時点の時価ベースの国債発行残高(国庫短期証券除く)のうち、日銀が576兆円を保有していた。日銀の保有割合は53.34%で、過去最大。黒田東彦前総裁が就任した2013年3月末時点では11.55%だったが、異次元の金融緩和政策によって大量の国債の買い入れを継続したことで、保有割合は右肩上がりに上昇した。


日銀が政府の資金調達を支える「財政ファイナンス」に当たるとして、財政規律の緩みが指摘されている。日銀は、4月の植田和男総裁就任後も大規模な金融緩和を継続している。


一方、3月末の個人(家計部門)の金融資産残高は前年同期比1.1%増の2043兆円と過去最高。
このうち現金・預金は1.7%増の1107兆円、株式等は国内株価の上昇を背景に株式等は2.7%増の226兆円だった。

従って金利を上げると、利息の支払いが大変となり得る為に簡単に金利を上げる事が出来なくなって、アメリカとの金利差で余計に円安を引き起こしています。



また非常に強い米経済も影響しているそうです。2023年末からずっと、世界中でGDPは米国のみプラス成長で、欧州、日本などの先進国は低迷しています。従って自ずとドル高を引き起こしています。

 

ただし米経済が強いのは政治色がかなり影響していて、半導体や車など米国内で作ったものしか買わない、他国で作ったものは高い関税をかけるとかの政策の影響が出ています。従ってトランプさんが大統領になれば更に円安が進むらしいです。

 

しかしこのまま給料の高い米国内で高い製品を作り続けるのには歪が生じます。その内、高い商品は売れなくなって賃金の安い国へ工場が移っていくそうです。日本に外国からドンドンと投資してくれて工場を建ててくれると日本がうるおい、対外収支も黒字になって円高になってきます。

 

今は国内投資より海外への投資が何倍にも膨れ上がっているので、益々円安になりますし、対外収支も輸入が多くて赤字です。

そうなるとやはり輸入物価が上がり続けますね。

卵なんかは35%も値上がりしてるようです。今に卵は高級品になりそうですね。