アラカンタロウの老後への道

アラカンの退職前になって老後破産・貧困老人から免れる方法を模索しながら試しているブログです。

構造的円安について

こんにちは!アラカンタロウです。

円安がまた進んで1ドルが150円台になりましたね。

 

円安?ドル高?為替?って何。外国為替相場を決定する要因は、需給と供給のバランスです。その通貨を欲しい、売りたい、買いたいで決まります。



何故、円安になったかと言うと、日本は構造的な円安になっているからだそうです。

急に円安になったトリガーは、やはり昨年のFRBの利上げだったのですが、それ以前から円安傾向になっていました。

 

今から10年前の東日本大震災によって、日本の大手企業がリスクヘッジのために外国に工場を移し始めました。モノづくりの日本からモノづくりの海外工場へ移って行ったのです。

 

次に米国のトランプやイギリスが始めた保護主義政策によって、その国で作ったもの以外は高い関税をかけ始めた事です。日本に戻りたくても、販売対象国での製造を余儀なくされました。

 

次に少子化労働人口の低下によって、日本で工場を作っても働ける人や能力のある人がいない為に、日本でドンドン工場を作れなくなりました。

 

その他にサービスがほとんど外貨での支払いに変わりました。コロナが明けてインバウンドが増えてきましたが、海外王手ホテルの参入。一番大きいのは、GoogleAmazonAppleMicrosoft等のサービスがすごく国内に浸透して、外貨で支払われています。



そうなると以前は円高でしたが、それは日本で作ったものを海外に売る=ドルで商品を売って、国内の人に円で給料を払う(円が必要)=儲けたドルを円に換える=円高になる。

 

ところが米国の工場で米国人を雇って、日本企業が生産販売すると。ドルで工場を建てる(ドルが必要)。ドルで原料を購入(ドルが必要)。ドルで商品を売ってドルで給料を払う=円は売られて、ドルが買われる=円安ドル高になる。



その上、0金利政策の日本に対して、金利UPの米国で余計にドルで貯蓄を行うため円が売られる。

 

日銀が円買いドル売りで介入しようにも、持っているドルは100兆円しかないので、全部売ると外貨準備が出来なくなって大変な事になるために、どんどんドル売り円買いして為替介入も限界があります。

 

アナリストの予想では、今後も円は140円~150円の間を推移しますが、他の外貨に対しても円は非常に弱くなっているそうです。

 

前の様な円高にするには、大きな構造改革が必要だそうです。

 

そうなると、個人でも外貨を持っていた方が、今後のインフレや円安のヘッジになるそうです。投資信託ETF、個別株で外国の資産を持っておくのが良いようですね。

 

永遠に好景気が続くとも思えません。広く薄く分散して投資するのが良いようですね。

日本の株価も38,000をこえて絶好調ですし、米国も絶好調ですね。

 

日本株、海外ETF、債券、コモディティ、現金と分散投資で資産を守りましょう!

投資は余裕資金、自己責任で行いましょう!!!

 

Happy Valentaine's Day!

Every year on Valentaine's day, I realize that the more Wiskey bottles ( like YMASAKI  Japanese expensive Wiskey) I like that i have in the freezing strage, the happier I feel.

I wish someone give me it.