アラカンタロウの老後への道

アラカンの退職前になって老後破産・貧困老人から免れる方法を模索しながら試しているブログです。

税関の話 日本の鉄道史と同じだったのにビックリ

こんにちわ!アラカンタロウです。

昨日は私の営業所に税関さんが来られて、年末の特別警戒期間のお願いをされました。その時に警戒用のチラシと税関150周年のチラシも持ってこられました。

なんと、この前からテレビで日本鉄道歴史紀行150thをやっていたのを思い出して、税関さんに「鉄道と同じ歴史ですね!」と話が弾みました。

 

ウキペディアより

鎖国政策を続けた江戸時代には、長崎の出島が、日本と外国を結ぶ唯一の港でしたが、幕末の安政元年(1854年)に結ばれた日米和親条約を皮切りに、我が国は諸外国に対し、次々に港を開きました。
 安政6年(1859年)、長崎、神奈川及び箱館(函館)の港に「運上所」が設けられ、運上事務及び外交事務を取り行うことになりました。これが税関の前身です。
 その後、明治5年(1872年)11月28日、運上所は「税関」と呼称統一され、ここに税関は正式に発足しました。したがって、税関では毎年11月28日を「税関記念日」としています。

結構、密輸があるらしくて、たまに大きな工場の岸壁に着いた外国船に、何十人もの税関職員(警察みたいに)が抜き打ちで乗り込んで、船内をくまなく捜索しているのをみかけます。また輸入コンテナの扉や横の壁を改造して、コカインとか銃の密輸の写真も見せてくれます。

怖いですね!

カッコいいですね!「日本の未来は私たちが守る」

鉄道も税関も、日本の近代化に貢献してきたということですね。

税関の役割とは

みんなの仕事Labより引用

役割① 輸出入貨物の通関
通関とは、貨物の輸出入者が、貨物の検査を受け、輸出入の許可を得て、税関を通過することを言います。その審査や検査業務を行っているのが、税関です。

税関は日本の「関所」として、海外と日本で取引されている輸出品・輸入品をチェックし、輸出入者の申告が法に則っているか、内容や手続き方法なども確認して記録しています。また、輸入品の場合は、申告されている商品の関税の税率が正しいかどうかも厳しくチェックしています。

ただし、日々、貿易港に発着する貨物量は膨大な量があるため、税関職員が荷物を一つひとつチェックするということはありません。

基本的には申告された内容の確認が中心ですが、時には税関職員自らが保税地域(倉庫)に入り、実際に見て、貨物の検査を行ったり、化学検査を行ったりすることもあります。

役割② 関税の徴収
税関では、日本への輸入品に課せられた関税や消費税を徴収しています。申告内容の審査が通り、かつ所定の税を支払ったものに輸入許可がおりるため、税を支払わない品物は輸入できません。輸入品に関税をかける主な理由は、以下の2つです。

国の財源のため
2018年度に税関で徴収した関税や消費税は、約 9.1 兆円(前年度比5.8%増)に上ります。その額は日本の国税収入の約 14.2%を占め、国にとって重要な財源のひとつです。

※参考:財務省関税局「最近の関税政策と税関行政を巡る状況」

日本国内の産業を保護するため
海外からの輸入品が国内の同一品より著しく安い場合、国内の同一品が市場で競争できなくなり、その結果、国内産業が衰退してしまう恐れがあります。そうした事態を避け、国内産業を守るために関税が課されている品物もあります。

また、税関は貿易に従事する船舶から、「とん税・特別とん税」も徴収しています。とん税とは、港湾施設などの行政サービスを受けることに対し、海外貿易船に課税する国税のひとつ。特別とん税は、地方税を指します。

ちなみに、輸出品には関税や消費税の支払いがないため、通常は役割①の書類審査を終えると輸出許可が出ます。

役割③ 密輸の取り締まり
税関は、輸出や輸入が合法的に行われているかを確認するため、税関監視艇による海上トロールなども行っています。こうしたパトロールの中で、日本では輸入が禁止されている、麻薬・覚せい剤・拳銃などの密輸入を行っている船を発見・摘発することもあります。

また、海外出張や旅行から帰国した際、港や空港では税関職員による荷物検査が行われます。その際、お土産の合計金額が高額になると発生する税金の申告手続きや、X線検査装置などを使って輸出入が禁止されている品物の検査も行っています。

ちなみに、麻薬探知犬と一緒にパトロールを行っているハンドラーと呼ばれる人たちも、税関職員です。税関は「関所」としての役割を担いつつ、日本の納税制度の土台を支え、安全・安心な社会づくりを担っています

役割④ 貿易秩序の維持・円滑化
日本は世界的に見ても貿易取引量の多い国のひとつであることから、迅速かつ円滑な手続き・処理ができる体制構築が社会的に求められています。

そうした背景もあり、近年は貿易業務の電子化が進み、税関や関係行政機関と連携しているオンラインシステム「NACCS(ナックス)」を使って、通関手続きの効率化が図られています。

役割⑤ 貿易統計の作成・公表
税関では、輸出入総額や貿易相手先国上位10カ国の推移・主要輸出入品の推移など、貿易にまつわるさまざまな統計データを取りまとめ、公表しています。

要は警察と税務署が合併したようなものです

私も海外旅行から帰ってきたときに、何回もキャリーケースをチェックされるのが嫌でした。人相で判断しているのか?

税関業務は、日本にとって大切な業務の一つです。「税関さん頑張れ!」