アラカンタロウの老後への道

アラカンの退職前になって老後破産・貧困老人から免れる方法を模索しながら試しているブログです。

少子化が加速している

こんにちは!アラカンタロウです。

先日、少子化が進んでいると発表がありました。

厚生労働省より

人口動態統計の速報値を公表した。2023年の出生数は過去最少の75万8631人だった。婚姻件数も50万組を下回り、48万9281組で戦後最低だった。国立社会保障・人口問題研究所の推計より、およそ12年早いペースで少子化が進んでいる。

 出生数は8年連続の減少で、初めて80万人を割った22年の79万9728人から、さらに4万1097人減った。減少幅は前年比5・1%減で、少子化に歯止めがかからない現状が改めて浮き彫りになった。

 婚姻件数は、22年は新型コロナウイルス禍での落ち込みから回復して3年ぶりに増加に転じたが、23年は前年より3万542組(5・9%)減った。離婚件数は、18万7798件で同2・6%増だった。

適齢期に結婚しないと子供を産めません。しかし結婚するには生活が出来る収入が必要となります。

愛はお金では買えないと言いますが、お金が無いと子供を作っても食べさせれない、教育を受けさせれない事になります。

 

お金を儲けだしてからの結婚では高齢出産になって、子供もそんなに生むことは出来なくなります。(40歳越えた男性が若い女性と結婚出来ればいいですが・・・)

 

適齢期の男性30歳~40歳の給料総額の中央値は400万円程なので、手取りにすると300~320万円となります。月平均では25万円~26.7万円。



なかなか厳しい金額ですね。親子3人の平均生活費は30万円だそうです。子供の年齢にもよりますが、共働きが必要です。

そうなるとまた子供を預けないといけませんが、お金がかかり、その預けるところも少ないのが現状です。

 

少子化対策とか言ってますが、結局はお金を稼がさないと結婚自体が困難と言う事ですね。要は税金社会保険料等で収入の50%以上を国が納めさせているのが問題です。

また物価上昇に賃金が追い付いていません。



中小の会社は社会保険を負担して国に支払っているので、これ以上は給料を出せない。大企業は賃上げ可能ですが、労働人口の80%が従事している中小企業は賃上げが難しい状況です。

 

なかなか解決策が出てきませんね。

景気はなかなか上がらない。大企業は儲けても川下の中小企業はもうからない。少子化が進み老人が増える=社会保障費が増大する=手取りが減る。円安で海外販売のみが伸びる=円安が加速する=物価が上がる。国内で起業したくても働き手がいない。

負のスパイラルのオンパレードですね。

 

今に発展途上国の様に、賢い若者は海外に働きに出てお金を稼いで日本に仕送りをする。

若者は高校から海外に留学して、海外の大学に行って、資格や手に職をつけて外国で就職する。こんな未来が想像できるのは私だけでしょうか???

 

しかしそれでも、まだまだ日本は素晴らしく良い国です。

安全・綺麗・清潔・誰でも努力すればお金持ちになれる(節約して投資)・社会保障が充実・最悪の場合でも生活保護を受ければ死ぬ事は無い。