こんにちは!アラカンタロウです。
先日、社長に呼ばれました。
内容は「タロウ君は5月で退職なので6月の株主総会で取締役員に推薦したいと思うが、本人の意思も確認したいのでどうかね?」との事でした。
以前、一度誘われたときに断りましたが、断ると執行役員にされました。
執行役員は従業員でもなれます。中小企業の執行役員なので、給料もあまり良くはありません。
先日、契約更改をしたところなのにどういう風の吹き回しなのか?社長の会社なので奥さんや子供を役員にすれば良いのにと思いながら、とりあえず役員になる事を承諾しました。
ただし条件などの提示はなかったので、給料がどのくらいになるのか?せめて年収1千万は欲しいですね。
ただし課税所得が900万円までは課税率が23%、それを超えると一気に課税率は33%に上がるためどうなのか?取らぬ狸の皮算用ですね。
課税所得
(所得ー所得控除)×課税率=所得税
会社員とは違う雇用になるのだから、休みや労働条件も変わってきます。
従業員 役員
立場 労働者 経営者
社会保険 対象 対象
雇用保険 対象 対象外
労災保険 対象 対象外
労働基準法 対象 対象外
報酬 給与 役員報酬
特に問題なのは、2年契約なので2年間は安泰なのですが、もし株主総会で必要なしと議決され、辞めなさいとなった時に失業保険がないことです。その代わりに退職金が再度発生します。
その上、会社員でないのでローンも通りにくくなりますし、カードも作りにくくなります。
また会社の株を購入する事を条件付けされている場合は更に厄介です。株購入のためにまとまったお金が必要となります。
会社の規約で謳っている場合は購入が必要。謳って無い場合は購入の必要は無しです。
今回は諸条件の話はされなくて、法務局に役員変更の届出の為、印鑑証明と略歴を出すようにとだけ言われてます。
私は65歳の1か月前に辞めて、失業保険を貰う予定でしたが予定が変わってきます。したがって傷病対策としてフルハップ等の保険および退職時対策として小規模共済に入ろうかと考えています。
小規模共済の掛け金は税金対策にも使えるので、もってこいの対策ですね。
後は従業員で無くなるので、労働基準法の適用も無くなります。
有給と残業代の発生も無くなります。休日出勤も関係なくなるので、働かせ放題ですね・・・嫌は嫌とはっきりとしないとダメですね。
その他には副業が可能となります。仲のいい使っている会社の社外取締役にでもしてもらおうかなぁ~?
まあ定年をしてしまっているので、心機一転して頑張るしかないようです。