アラカンタロウの老後への道

アラカンの退職前になって老後破産・貧困老人から免れる方法を模索しながら試しているブログです。

トルコのリラとメキシコのペソ

こんにちは!アラカンタロウです。

SBI証券の公式チャンネルでエミンユルマズさんが出て、トルコのリラとメキシコのペソの為替や金利の動向について解説をしていました。

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ここ数年のメキシコのペソは強くて、経済もかなり安定しているそうです。メキシコはアメリカと同様に合衆国で自由主義の国だそうです。GDPも1兆数千ドルと大きく、毎年1.7%ほどの低成長=先進国のような感じで成長しているそうです。

 

以前のように貧しい国ではなくなってきたために、社会浄化で麻薬や組織も段々と無くなってきているそうです。ただしここにきて、アメリカの大統領選などでペソが弱くなってきています。トランプさんが大統領になれば国境に柵を巡らせ、且つ輸入も関税を多くかける等の対応にでるので、それを織り込んでペソも下がってきているようです。

 

トルコも経済の大きな国です。GDPも1兆ドルほどで毎年平均すると5%程伸びているようです。人口も8千万人ほどで、中東・ヨーロッパあたりでは断トツに大きな経済を持っています。ただしメキシコに比べてGDPの伸びが大きくアップダウンしてボラティリティが高くフラジャイルな感じです。その上、超ハイパーインフレです。



世界中がコロナ禍で景気が底をついて0金利政策をとりましたが、すぐにインフレが起こり利上げをしました。しかし世界中が金利を引き上げたにも関わらず、トルコはほぼ独裁政権のエルドワンさんが、選挙のために中央銀行を操って(逆らうと総裁が首になる)金利を引き下げました。

 

そうするとインフレが更に進み80%のインフレになりました。その後にヤバいと思ったエルドワンさんは以前インフレを抑え込んだ人物に財務相をやらせて緊縮財政にして、現在は50%ほどのインフレに抑え込んでいます。



このままうまく行くと政策金利と実質金利の差でリラは魅力的な通貨になる可能性が大きいそうです。金利が何十%もつくので、為替差益を狙うのでなく金利を目的に投資もあり得そうです。

 

トルコのリラで外貨預金できるネット銀行を探しましたが、大和ネクスト銀行またはSBI新生銀行しかなく、手数料も片道75銭~1円と高額です。

 

手数料も高く、新しく口座を開いてまでフラジャイル通貨を投資するのはどうかと思いました。