こんにちは!アラカンタロウです。
今回、農林中央金庫が巨額赤字を出したそうです。そのために外部から取締役等を向かい入れて資金運用の改善を行おうとしています。
8,939億円の赤字で、昨年の9月は1,443億円の黒字だったので、大変な赤字に転落しています。原因はアメリカの金利上昇により、持っていた米国債券の値段や金利が下がったためだそうです。
農林中金は銀行業務の一般預金や貸し出しを行うのではなく、農協や漁協から資金を集めて運用し、その運用益により農協や漁協を支えるための銀行だそうです。
この農林中金が運用の失敗が起こりにくい外債や国債を買い入れて運用したのですが、米国債券の価格が下がり、更にドルの調達コストに費用がかさむために米国債を売らなくいけなくなったために、含み損から損失になったそうです。
2024年の通期で1.5兆円のマイナスの見込みだそうです。すごいですね。
個人でも値下がりした米国債は含み損を抱えて持っておくのはつらいですね。
まあ金利が下がるまで待って、元値にかえってから売る手もありますが、しかし満期ならば100%で引き取ってもらえるので???
こう考えると、もしかして農林中金が持っていた外債とは?債権ETF?債権ETFならば値下がりや値上がりの変動が激しく、金利も変動が激しいです。間違っていればすみません。
こう考えると悩みますね!米国の長期債券ETFを高値掴みしていたら非常につらい状況です。以前AGGを高値でつかみ、持っていたのですが、金利ももともと少ないのにあまりに値下がりが激しくて、含み損のまま売ってしまいました。
しかし昨年の終わりから米国長期債券のETFで金利の高い、TLTとEDVを値下がりしている時点で250万円ほど買いました。
なかなか配当も4%ですし、金利が下がり、経済状況が不安定になれば値上がりするので、持っておくのは株と反対の動きになるので良いと思います。
ただし、これもたまたま今までに無いような米国の利上げがあったから、長期債券ETFの値下がりがあり安値で買えたからです。やはり経験と勉強は必要ですね。