こんにちは!アラカンタロウです。
自民党の総裁選、盛り上がっているようですが――世間の本命は小泉農林大臣。
けれども私はこう思います。「小泉さんで本当に大丈夫ですか?」と。
実績を振り返ってみても、どうにも薄い。最近で言えば米価高騰への対策として備蓄米を放出しましたが、その価格設定がいただけない。
21年度の新米が1,600円程度。古古古米ともなれば廃棄か家畜用で83円程度。本来は1,000円以下が妥当と見られる代物を、1,800円~2,000円で売りさばいたのです。
これでは国の備蓄を“国民のために放出した”というより、“国民から暴利をむさぼった”と揶揄されても仕方がないでしょう。
さらに遡れば、環境大臣時代の「レジ袋有料化」。
プラスチックごみ削減という美名の下で導入されましたが、効果はわずか1~2%。
しかもそのコストを負担するのは消費者だけ。徴収された代金はすべて小売店の懐に入り、環境対策に回ることはゼロ。つまり、環境のためという看板は立派でも、中身は空っぽの政策でした。
こうしてみると、小泉氏の“実績”とは、見映えのするパフォーマンスばかり。
マスメディアには受けが良い。発言はキャッチーで耳ざわりも良い。
しかし、討論会では高市候補の迫力に到底及ばず、政策論争でも深みを感じない。
それでも党内では「扱いやすい」「人気がある」という理由で押されている。
なるほど、自民党にとっては都合の良い存在かもしれません。
ですが、国民にとって本当に必要なのは“人気取り”のリーダーではなく、“実行力のある政治家”のはず。
小泉進次郎で日本を任せて良いのか?
私は、強い疑問符を付けざるを得ません。