アラカンタロウの老後への道

アラカンの退職前になって老後破産・貧困老人から免れる方法を模索しながら試しているブログです。

ある会社の社長の苦悩と他人事ではない事情

こんにちは!アラカンタロウです。

今日は年始回りでした。その時に仲の良い会社の社長と会って話をしました。なかなか大変そうでした。

今回お話した社長は、私の会社と仲の良い同業の会社(ただし売り上げ、資本金もかなり我が社よりは大きな会社、何十倍も)で、数年前に大手の企業にM&Aをされ、その後に創業者家系より後任の社長を任されました。

 

中々やり手の方で、私と年齢はそう変わらないのですが、ざっくばらんでいつも話を盛り上げて楽しませてくれます。その話の中で、社長を辞めようかと思うとの苦悩の話題が出てきました。それからその経緯を語りだしたのですが、正直ビックリしました。

 

その内容は、昨年に新社長になり、その翌月に赤字を単月で出してしまった。今の様なコロナ禍・原材料燃料高・円安基調で会社をしていたら、単月で赤字が出るのは当たり前で、会社は年度内で黒字になれば良しとしないと経営なんてやってられない(購入した機器の償却を早めてわざと単月赤字になることもあります)のが常識なのです。

ところがM&Aをした側の会社、いわゆる親側からかなりの罵声を浴びせられたとか?その上、以前のオーナー自体も親会社の役員となっているために、その方からもトヤカクやり方まで言われて、まるで大人のイジメ(色々と細かなイジメの内容はあるみたいでした)だったそうです。そのイジメがずっと継続して、尚且つ会社自体の数字も上げなくてはいけない状況だったそうです。

 

そうなれば、四六時中仕事の事・数字が頭から離れず、悪循環となり、その人の家庭にも悪影響が出て来てしまうことになったそうです。その人の奥さんからは、かなり気を使ってもらっていたそうなのですが、奥さんもしんどくなって、ある時、別居してほしいと言われたそうです。

その時に、ハッとなって我に返り、このまま仕事をしていては、家庭も何もかも失うと思ったそうです。それからこれ以上は社長を続けられないと思い、親会社に来年の社長存続はしないと打診したそうです。

 

結局は親会社のトップがやってきて、数字なんか関係ないから続けてほしいと言われたそうなのですが、このまま長くは続けることに疑問を感じているそうでした。

 

私もその話を聞いてゾッとしました。私の会社も明日は我が身。最近はM&Aが結構多くて、私の知っている周りでも3社はM&Aで身売りや、競争力強化のための合併が進んでいます。ただし、私の会社では吸収合併する会社を探しているので、まだ楽かも知れません。

そこで思ったのは、四六時中悩まないストレスを発散させる趣味が必要だと思いました。私は筋トレでとことん身体をイジメれば、無心になれる時間とストレス発散できるので、ストレスを溜めない心を作っていこうと思いました。

 

皆さんはストレス発散と無心になれる状態をどうコントロールしていますか?現在のようなコロナ禍・物価高騰・不景気でストレスをどう乗り切るか?心のコントロールが大切ですね!